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| さて、足を踏み入れた生口島。ここには平山郁夫美術館など見どころもあるが今回の目的には入っていない。 何といっても、この生口島は渡りきるのに最長の島。大島と並んで10数Km歩かなくてはならない。この生口島でも国道とサイクリングロードの2ルートが ある訳だが、この島の場合、サイクリングロードの方が多少遠回りとなる。 脚に若干の疲労を感じてきている身にとっては国道ルートを選択すべきところ だが、何故だかサイクリングロードのルートを取ってしまう。あとから思うに恐らく頭も疲労してきていたのだろう。はじめての道ばかりだから仕方がない。 先のサイクリストについていけばいいとか、青い線に沿って歩けばいいとか、そういう情報に心を支配されていたためとも言えそうだ。 サイクリングロード沿いに設置してあるマップをみて、やっぱり国道ルートの方がかなり近道に見えてしまう。しまった、まずい。 気持ちが焦ってきて、自然と速足になってしまう。ペース配分など失念必至だ。 ※後日、Google Map でルート検索してみたら、2Km程度しか違わない。無駄に焦る必要はなかったのだ。 |
| 生口島内の行程はまだ半分。ここから次の多々羅大橋までがとんでもなく長かった。 海沿いの道。道に沿う畑の多くにミカンやレモンが鈴なりになっており、余裕があればロケーションを決めて写真撮影といきたいところだが、全く余裕なし。 やっとのことで多々羅大橋が見えてきた時には心底ほっとした。 (13:55) 多々羅大橋も生口橋と同じ斜張橋だが、はるかに長い。さすが世界最大級の斜張橋。橋梁を引っ張るワイヤーを支える主塔の下では『多々羅鳴き龍』と 呼ばれる多重反射音(残留音)が聴けるらしく、その宣伝プレートもかかっていて、多くのサイクリストが手を打ち鳴らしたりしていた。 もちろん私にはその余裕はなし。ただ写真だけは押さえたが。 |
やっと多々羅大橋が見えてきた
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多々羅大橋、こりゃまた長い
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多々羅大橋、でかっ!
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多々羅大橋、高っ!
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| この多々羅大橋は長かった。半端なく長かった。主塔は冗談じゃなくでかく高く、高所恐怖症の私にとっては見上げるだけで足がすくんだ。
全長1480mの橋上は海風も強かった。 ただ、瀬戸内海の遠景はきれいでゆったりしてて自分が高所にいることを忘れさせた。 ずいぶん時間をかけて渡りきった時に、右足踵裏にピリッと痛みが走った。どうやら大きなマメを作ってしまったらしい。多々羅大橋から大三島の地上へ降りて いく坂道で歩くたびにピシッ、ピシッと痛む。しかも少し休んで歩きを再開しようとすると余計に痛む気がする。 弱った!、ここまでか!? それでも、傍目には異様だったと思うが、歩き方を工夫?すると痛みが大して感じられないことに気づいて、歩き再開。サイクリングロード沿いに行けばここは 大回りになるが、橋のたもとにある道の駅「多々羅しまなみ公園」の方へ移動すれば、かなりのショートカットだ。 ただ、それでもそれほど長くないはずの大三島の行程にかなり時間がかかってしまった。気づけば2時半を過ぎている。気持ちばかり焦って、次の大三島橋を 目指す。 |
大三島橋
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(15:30) ほとんど風景を楽しみこともなく、大三島橋に着いたときには午後の深まりを感じる時間になっていた。 大三島橋はしまなみの橋の中ではかなり短い。本当に助かる。 ただ、それにしても、この大三島橋に上る坂道(舗装路だが山道)は、足を痛めている身にはきつかった。途中、娘から激励の電話が入ってきたが、何とか 頑張ってると伝えるのみ。 |
| (17:30) ついにその時がやってきた。足が痛くてもう歩けません。ギブアップ。場所は今治市宮窪町。大島北インターまでもう少しの地点。 この瞬間、足の痛みが全くなくなったとしても、来島海峡大橋までは1時間以上かかるだろうし、さらに来島海峡大橋の3橋を渡りきるのに相当な時間がかかるだろう。 全快状態なら20時半には波止浜駅は可能かもしれないが、まだ3時間程度は覚悟する必要がある。現状では絶対無理と判断し、ここでギブアップを決めた。 日が落ちてきて気温が急激に下がってきた上に、道路の街灯も少なくなってきた。ランドマークになるような建物も周りになく、進行方向にはますます何もなさそうに思える。 目の前には宮窪町のポリスボックス。変に動くよりここで救援を呼んだ方が安全とばかり、嫁さんに救助連絡を入れて待つこと30分。今回の挑戦はここに終了となった。 しかし、今回のコンディションでここまでとは我ながら情けない。特に一番眺望を期待していた来島海峡大橋を見れなかったのは残念だ。 でも一応の様子は分かったので次は必ずリベンジを果たす、と心に誓って帰路に着いた。 ※挑戦失敗につき、ご褒美の食事会は無しでした。 ※※今回の概算歩行距離は52Km。この日の歩数計の値は74209歩でした。 ※※※この後、約一週間足が痛くて歩くのは大変でした。 |